「世界で一番美味しい豚肉」を目指し、7年の歳月をかけて開発されたTOKYO X。その開発の舞台となった東京都畜産試験場(現在は青梅畜産センター)の道路を挟んで真向いに佇む【そば處 津久茂】。まさにTOKYO Xの故郷といえる地で、TOKYO Xメニューを提供している蕎麦屋である。
温かみのある落ち着いた雰囲気の店内は、ゆったりと寛げる空間だ。店は、圏央道青梅インターより近いこともあり、観光客もよく訪れるという。「一度、食べてもらえればわかる」と店主自慢の蕎麦は、観光で一度訪れた客がリピーターとなることも多いそうだ。

テーブル席

お座敷

うまみの相乗効果 TOKYO X肉せいろ

津久茂に来たら、ぜひ食べてもらいたいおすすめの一品が、「TOKYOX 肉せいろ」だ。北海道・幌加内産の上質な粉を2:8の割合で使用した蕎麦は、白く細長いところが特徴だ。

TOKYO X肉せいろ
TOKYOX 肉せいろ

こだわりの二八そば

たっぷりのTOKYO X豚と長ネギが入ったつゆに、蕎麦をからめていただく。つるっとしたのど越しの良い蕎麦と豚肉の甘みが効いた蕎麦つゆは、絶妙な味わいだ。鰹や鯖をブレンドしたつゆのうまみと、TOKYO Xの脂のうまみは、相乗効果を生み、贅沢な味を作り出してくれる。薬味のネギ、ゆず、山椒と共に様々な味を楽しんでいるうちに、せいろ2枚分の蕎麦もあっという間に食べられてしまう。

TOKYOXの脂がたっぷりとにじみ出たつゆ
TOKYOX の脂がたっぷりとにじみ出たつゆ

とろとろの卵といただく TOKYO X 豚すき重

そば處 津久茂では、蕎麦だけではなく、ご飯とTOKYO Xのコラボも味わえる。「TOKYO X 豚すき重」は、甘めのタレに煮込んだTOKYO Xと、とろとろの温泉卵をからめて味わう。甘みの中に、ピリッと黒胡椒がアクセントとなった味は、「大人の豚すき重」というイメージだ。

TOKYO X豚すき重
TOKYOX 豚すき重

Pick up Staff

Pick up Staff

「味だけではなく、店の外観や器一つ一つから楽しんでもらいたい」と、こだわりを話す津久茂の店主、築茂氏。 TOKYO Xメニュー開発のきっかけは、2012年に開催された多摩B級グルメ大会だ。地区での出場にあたり、「地元青梅で開発されたTOKYO Xをメニュー化したい!」とはじめに提案したのが、築茂氏であった。満を持して販売した【TOKYO X肉うどん】は、大会で見事グランプリを獲得した。それ以来、青梅を中心とした東京 西多摩地区の蕎麦屋、うどん屋の多くの店舗でTOKYO Xが広まった。
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長年にわたり、地元青梅でTOKYO Xを広める【そば處 津久茂】。今年で創業30年となる店では、定番の味を守りながらも、新しいメニューにも常に挑戦している。新メニューとなる「TOKYO X 蕎麦屋のカレー皿」は、味わいのある器に彩り豊かな野菜が並び、見た目から楽しめる一皿だ。もちろん、だしの効いたカレーは、味も抜群である。 青梅を訪れた際は、TOKYO X開発の地を前にして【そば處 津久茂】で、ぜひTOKYO Xを味わっていただきたい。

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